美瑛の里から "徒然便り"

旧農家住宅のリフォームから始まる…美瑛町への移住日記です ♪

久し振りの潮風を頬に受けて

住み慣れた故郷 函館の街… 観光を主産業に、国際化だのインバウンドだのと

気忙しく活動していた街は…今はどこか寂びれた疲れ切った表情を見せているような。

産業にしろ顧客にしろ何処か一点に偏ってしまうと、躓いた時にバランスが取れなく

なってしまうことが多々ありますよね? 空回りばかりが目立って苛立つばかり?

ウイルスを含め感染症も消えることなく瀬めぎ合いは続くのですから…どうする?

 

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親密なる友人のデザインした陶製や木製のマグネット?たぶん?木古内町の?

数日の在函の宿は親密な友人のアトリエ。小次郎のような 30㎏を越える犬と過ごせる

宿はそう多くはないので、安心して過ごせました。大沼公園駒ヶ岳の裾野に位置する

別荘地。細かった雑木も随分と太くなっていて時の流れを感じつつ、野鳥の囀りを聴き

あんな事もあった、こんな事も一緒にしたなァ…なんて、デッキで早春の蛍よろしく

紫煙なびかせつつ、のんびり森の空気に包まれ過ごせました。色々ありがとう ♪

 

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二階ロフトへの階段周りを一枚…開放的な空間を好むのは似ているかもですね ♪

今回は 姉や妹や一人娘と逢い、途中 洞爺湖に立ち寄り、ここ大沼で過ごしただけ。

あとはパタパタと所用をこなし、片付けきれなかった案件は次回と… バタバタ、笑。

十人十色、多種多様な心配事や憂いも抱え、けれど黄昏たオジさん達が自然の営みや

子供達に励まされたりするように、どこかで触れ合える各々の円の接点を大切に過ごし

たいもの。率直に自分を表現できて… 生きていてなんぼ? 限られた命ですものね。

 

オジさんの一人娘は二十代前半からの煌めき始めた時代を悪性リンパ種との戦いに

費やさざるを得ませんでした。幹細胞移植を経て、よくぞ戻って来てくれものだと

今でも…それはオジさんの知る 唯一無二の "奇跡" なのです。辛さの傷跡はいつ迄も

残るのですが、時々は、屈託なく微笑んでいられるように… 生きていてなんぼ!

 

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暖かくなって…ひと冬頑張った "ドブレ大王" のロングバケーションも間近、笑

久し振りの潮風を頬に、観光の街として変わり続ける姿と立ち並ぶホテル群眺め、

いつもこの街は何処へ行こうとしているのだろうと感じながら戻るのですが、我が家へ

向かう直線道路で親子狸二匹に遭遇。子狸が必至で道路脇を駆ける速度に合わせ車を

走らせながら、その愛らしい後ろ姿を楽しみ、まるで道案内でもして貰ってる風情。

なんて黄昏て… 薪ストーブの炎なんか眺めてないで?リフォーム作業再開です、笑。 

 

 

~2021年3月28日、今日は "写真で美瑛の開拓の歴史を学ぶ会" に参加です ♪