共有?共存は秩序?共鳴は交感? 奇妙な表題です、笑。人が一定の
集団を形成し相互に助け合おうとなると共通のルール "秩序" が必要です。個は欲張り
で我儘が常ですので、責任のない自由が闊歩すると不要な "混沌" を増すばかりです。
それでは 共有?共存し得る "秩序" なるものは… 何処から生まれて来るのでしょう?
自分には無いもの、いつかそう在りたい世界に "リスペクト"… 尊敬や尊重の念を抱く
ここから欲張りで我儘な個を離れ、秩序立てられた "意識" が歩き出すことになります。
真逆な場所に人種差別や種々の偏見などが存在するのですが…それは別の機会として、
なんで、こんな話を書き始めたのか? 久し振りに "緑の島" で友人と逢い、語り合い
ながらも、上手く伝えきれず考えていたからです。友人への追記?… かもです、笑。
潮風に吹かれながら 友人と話したことの中で… 描くという行為の中心に、
自分には "女神" が必要なのだと話しました。今はもう誰も判らなくなってしまった
母親が認知症を患い始めた頃、お前は絵さえ描いていればいいんだものな!… 突然、
形相を変え怒り出し吐き捨てるように言われたキツイ言葉を思い出したりもしながら。
何者にも成れない孤独な時間に… 描くことや言葉の群れが親密だっただけなのですが。
美瑛に戻ってから大工仕事は滞り気味。水張りしたままのブレダン紙を眺めながら、
もの想いに耽っている訳ですが… 一枚のステンドグラスに刺激されたのですね、笑。
そんな時間の中で、シミが浮き 汚れてしまった描き損じの一枚を見付けました。
昔々、親密な友人の個展を手伝い、無料で開催させてもらえる何か御礼をという訳で
貴方達各々が "私の店" の絵を描いて…そんなリクエストに応え、描いた水彩画です。
気に入っていただけたものか?今でも持っていただけているのかは不明ですが、笑。
ただ、この経験から個展を開いてみたいという "憧れ" が膨らみ始めたのは確かです。
実現するのに、更に何年もの時間を要する為体だったのですが、汗。
共鳴は交感? ミューズ "女神" は感性を刺激し、感受性の扉をトントン叩くので
すが、目を奪われるまま 一瞬一瞬を追い求めるように … 動いていく視線の紡ぐ形象?
見詰めることから全てが転がり始めます。動的な "交感" が始まると ”実存" の扉が開き
女神の奏でる"共鳴" の音色に気付くことさえ出来れば … あとは "現実” の見せるまま。
常に心を動かし交感し合えさえすると、各々を取り巻く世界は変化を求めて動き始め
共鳴し合うための一定の秩序 "リズム" が生まれ、各々の鼓動に気付くように感じ合い
考え合い、共有し合うことのできる "穏やかな時代" へと続いていくんじゃないかと?
各々がシンボライズされた偶像を掲げ… いざ行かん? はて? 心惹かれる瞬間を惜しみ
なく愛せる… 自分を愛せ? う~ん、やっぱり上手く伝えきれないようです、笑。
のんびり磯釣りも嫌いじゃないですが、渓流釣りが好きだったのは釣り上がるごとに
現れる景色や身体に感じる川の流れが心地良かったから。動いている感覚が好きだった
のだろうと思います。鰯釣りに興じる家族達や頭上を舞う鴎や吹き抜ける潮風の香りや
ジョギングをする人達、あの時、見慣れたはずの故郷の港の風景の何処かに "女神"が
秘そやかに身を隠していたのかも? 戯言の続きは、またいつの日か…ですね、笑。
台風崩れの温帯低気圧の暴風雨は収まるも… 月明りの射さぬ、真っ暗な夜の必需品。
頂き物の "SUPER DRY" 最後の一本をプシュッと開けて眠った昨夜、トイレに起きだす
オジさんが 蹴躓かないための?必需品です、笑。霧雨の朝方から昼頃になり、やっと
雨も上がりそうな気配。戯言なんぞ綴ってないで、いつもの日常に励むといたします。
午後からデッキ造りを進められそう… 緩みきった木っ端大工のネジを巻き直し、笑。
~ 2020年8月8日、”緑の島" での…結局は上手く伝えきれない戯言、笑。