美瑛の里から "徒然便り"

旧農家住宅のリフォームから始まる…美瑛町への移住日記です ♪

ゆき 雪 ゆきの…春待つ日々 ♪

立春を過ぎても 二月の北海道の寒さは折り紙付きです。北風が好き勝手に雪に風紋を描きだすと吹き溜まりやホワイトアウト青空になると春の陽射しを感じられもしますが、そんな日は放射冷却現象に最低気温が-20℃を越え、そんな朝夕を幾度も重ね春を待ちます。今のところ ‐30℃ を越える日はなく、そのせいか比較的温暖な冬だと感じたりしています。青空は数日、いつもなにかしら雪が舞っているのですが、晴れた日は眩しいばかりの、北海道らしい伸びやかな雪景色を楽しめるのでした ♪

 

家の裏から雪原と峰々を…秋には穂を揺らす稲田の冬の表情にごにゃります、笑。

年々 参加者の減る、老人会 "福寿会" の新年総会での出来事でした。役員に選出されそうになってしまったオジさんの必死の辞退に新役員決まらず(三名の候補が三名とも辞退してしまいました)波乱含みで臨時総会へ持ち越しです、汗。農業地帯のこういった会は地元の方を中心に構成するのが吉と思います。移住組も多い地域ではありますが協力は惜しみませぬが、地域の歴史への理解や愛情は比べるべくもありませんものね。あの手この手とない知恵絞り必死に画策したオジさん、無事、新役員を選出することができて… やれやれ、否、メデタシ メデタシ、ホッと胸をなでおろしたのでした、笑

 

シジュウカラやカケス達に餌をやりに行く足跡と…これはキタキツネの足跡だね ♪

まだまだ遠い春 なのに農家さん達はハウス廻りの除雪を終え、もうビニールを張り始めたりしています。オジさん達は野鳥達の餌籠をチェックしたり、動物の足跡を追ったりと冬ならではの外遊び。薪小屋周囲の雪かき、その動線はそのままオジさん達の越冬のためのライフラインです。石炭や薪ストーブのメンティナンスの大変さは昭和世代のオジさん達はよく知っていますが、各作業は各々の衰えに気付くバロメーターになりますし、2018年9月6日の胆振東部地震の北海道全域ブラックアウト経験から、単純な暖房が欲しかったし… なにより薪の炎と遠赤外線が暖かくほっこりと癒されます ♪ 

 

ビニールで雪の吹込みを防いだ薪小屋。左は階段、薪は右のスロープを回り橇で ♪

薪ストーブのある生活? 焚付け作りや煙突掃除や灰取りや…暖かさへの儀式諸々 ♪

そんなこんなで一月は小次郎ママの誕生月でしたが、二月はオジさんのひとり娘の誕生月、そして三月はオジさんの。まだ年月も浅い移住地美瑛の町外れで、少々の哀愁を帯びつつも、ありがたく感謝をもってまたひとつ…年齢を重ねるといたしましょう、笑。佳き青空の日はまた…良く冷えます、笑。今夜はー20℃ ほど? お休みなさいませ ♪

 

~2024年2月6日、放射冷却な夜に ♪