薪屋の S さん の絶大なる協力の下、半自給自足のための畑地造りです ♪
農家住宅跡地ですので、畑にするには土質改良が必要です。じっくり土造りをするに
オジさん達には時間があまり残されていないので、掘削後、余分なものを取り除き
水平に整地した後、休耕地の畑の土を40センチほど盛り土することになりました。
ファームダンプで 八回ほど、整地した場所に畑の土を運び入れます。80歳に
なった薪屋の S さんが全ての作業を行ってくれます。堀下げた地所内でスタックした際
こうして荷台をあげたまま後部に荷重をかけ、脱出して見せるという荒技も…全て経験
に裏打ちされたテクニック ♪ 農機類の倉庫だった中央部は他の利用方法を考えることに
して、逆 L字型にビニールハウスと露地栽培用の畑地を造る計画です…楽しみ、笑。
牽引車にユンボを載せ 曳いて来るのは薪屋の S さん専用車。農園主時代の
農機具類全ては後継者のお孫さんに譲った訳で、好きに使える「愛車」ってやつです。
中古だけどな、良いやつを探してもらってたんだ…と微笑んでいます、笑。こうして
原野に道を作り畑を作り薪を作り、昭和の時代を黙々と働き続けて来たパワーを借りて
コロナで始まった如き令和の時代に、まさしく私達は平成最後の開拓者かもね…と
雑草の根を刈る小次郎ママは楽しそうに微笑み、小次郎クンは興味深々です、笑。
農協で必要な部品を揃えたり指示通りに水糸を張ったり、枠に印を付けたり。そして
牛糞や石灰を鋤き込み、ビニールの張り方を学び、作付計画を話し合い種や苗を育てる
生命のお世話の始まりも間もなくやって来そう。空や風や草花や、野生動物や野鳥達を
見詰めながら… 己の命も見詰めながらの、そんな穏やかな外遊びの季節が。
ハウス が出来上がったら、S さんから格安で譲り受ける小型耕運機もやって来る
でしょうし、周囲の農家さん達を真似、教えをいただきながらの季節が始まります。
そうそう、来週は小次郎ママの老人大学 美瑛町の「すずらん大学」の授業日ですし、
オジさんは 家具工房「伊庭善」さんにドアの製作講習を受けに参りますので、毎日を
飽きることなく忙しく過ごす春です…まだ少しだけ、北向きの斜面に雪は残れど ♪
次回は ご本人の承諾を得られたらですけれど、家具工房「伊庭善」さんのことなど
少しだけでもご紹介できればと思っています。扉の製作の要領を覚える…この機会に。
それでは木っ端大工に戻るとします。地下貯蔵庫の階段作りでも始めましょう ♪
~ 2021年4月17日、外仕事が忙しくて…楽しすぎる、笑