芽吹いた野菜達が 定植を待って微睡んでいます。オジさんは?ハウスを耕し
年に一度の石拾い。小次郎ママは? 庭の草木の見回りや雑草刈りや苗のお世話も終え
準備万端整うなれど…もう少し暖かくなるのを待たなければなりません。置杵牛神社の
春の地鎮祭の時、三月が暖かい時は四月が寒くなるって昔から言われてるようだけど、
どうなんだろう? 上精美の K さんの息子さんが話していましたが、中旬に二日ほど
積雪、GW前のこの週末も雪や霰が落ちる空模様…じき五月だよ、早く暖かくな~れ。
小次郎ママの生まれた、渥美半島はいつでも野菜が育つ土地柄ですが、ここ北海道の
ど真ン中では自然相手の一発勝負です。育てるのも保存食作りも小次郎ママのお仕事。
収穫期も雪の季節も、オジさんは美味しい美味しいと食べるだけの、お手伝いどころか
猫の手にもならない… いわゆる "ごく潰し" の部類なのでした、笑。
今月は 離農する農家さんの古い物置の解体のお手伝い。除雪機等の保管用の物置
作りに使えそうな廃材をいただきます。アトリエ造りの予行演習も兼ね建ててみたいの
でした。薪屋の S さんのトラックで解体した廃材を運ぶだけ、オジさんの力量はこんな
もの。体調不良の大工の H さんのヘルプは、数日、足場と屋根の上の案山子、笑。
こんなことしてオジさんは遊んでいるのに、小次郎ママは今年も恒例の、トマトの苗の
植付けのお手伝いです。味噌や豆腐やソーセージ等の保存食作りで知り合った農家さん
からも声がかかり、今年は三軒のお手伝いになってしまいました。頼まれると断れない
性格だけど、これ以上は無理 … 腰をさすりながらも元気に笑っておりましたが、笑。
あれこれ やることは多く、いつもバタバタにも拘わらず、シイタケの原木栽培に
楢の樹を分けてもらい、菌は D.I.Y. 店で買って。成功か否かは二度の夏を越すとわかる
という気の長い話、暖かい日を待って植菌します。ここでの日常の基本ラインは、思い
つくまま思うがままに、流るる季節の描き出す姿がままに、ですから佳しとして ♪
~ 2023年4月25日、雪よ霰よと忙しく…まだ春遅い美瑛です。