幸いなことに 西瓜もメロンも四肢動物の食害もなく夏を迎えました。敷地の周
囲とハウスの外気調整口には費用のかさむ柵類じゃなく、一番安価なピカピカの細い鳥
除けテープを張り巡らしています。植樹した林檎等の若芽を狙うエゾシカ対策とハウス
に侵入しトマトや果実類や悪戯する鴉対策に。入り口にはネットも吊り下げています。
上精美の S さんの西瓜は度重なるアライグマの襲撃に根負けし、抜いてしまったとか。
我家が今のところ無事過ごせているのは奇跡的? 思いつく限りの防備と共に、北海道は
年に一度の一発勝負の一毛作ですから、失敗も食害も覚悟… と、心の準備ができたなら
あとは野となれ山となれ。菜園を始めて三年、まだ衝撃的体験はありません、笑。
七月の終わり頃 そんな近況を書いていたのですが、アライグマでしょうか?
割れず育てていたメロンに爪跡?噛み痕?軽いジャブ程度の偵察か?… 宣戦布告か?
北海道には猿も猪もモグラもハクビシンもアナグマもいませんが、野生化したアライグ
マが、外来種特有の適応力で増加し続けています。白金温泉から戻る山路で母熊と二頭
の小熊にも遭遇しましたが、通るぞとクラクションを鳴らすと、一丁前に立ちあがった
一頭の小熊に睨まれ(眺めてただけ?)たり、朝、デッキの上に狸かアライグマの置き
土産があったり。豊かな自然の証しなんでしょうが、あまり嬉しくは … ない? 笑。
温暖化が終わり地球沸騰化の時代へ … そんな報道が現実味を増す七月の暑さでしたが
砂漠化や乾燥化や異常気象が新しい常識なんて勘弁です。汗だくで、ようやく三度目の
草刈りを終えても、前々日に刈った草の下には、もう旺盛に緑が萌えだしています。丘
の畑の裾野の森も濃密な緑の壁となって、波打つように風の姿を描きだしています。
躍動する…というより、入れ替わり立ち代わり、昆虫達も湧く?沸くと表すべき
か?自分より大きなバッタを咥え巣に戻るツチバチ、夜ごと野菜を噛み倒してくれる
ヨトウムシ等々、各々の盛期を迎え忙しく飛び交い蠢く様子は、まさに 沸騰する
というのが相応しい感じ。雑草取りをしているとムシャムシャパリパリとバッタ類の
草を食む音が聞こえると小次郎ママは言います。自然と一体化してますな、笑。
暑中お見舞い申し上げます ♪ 今少し暑さは続きますが、皆様くれぐれも
熱中症にお気を付けて、健やかにお過ごしくださいませ ♪ 八月も盆を過ぎると朝夕が
めっきり秋っぽくなって来ます。冬の準備も怠りなく? 夏の賑わいを楽しみませう ♪
それにしても、ほぼ確定した侵入者アライグマ対策 …どうしたものでしょう?
~ 2023年8月1日、今夜は「はこだて港まつり」花火大会ですね ♪